皆はラーメンは好き?中国にもラーメンはあります。日本のラーメンと中国のラーメンはどっちの方が美味しいのか?誰しもが疑問に思うこの件に決着をつけたいと思います。
選手入場
まずは比較対象のラーメンから紹介します。有名VSマイナーだとフェアではないので、どちらも有名という前提でいきます。
日本代表ラーメン
「百戦麺磨 鬼武者」さんです。名鉄百貨店の物産展で、イートイン出展しているものを食べました。
僕は「鬼味噌ラーメン」を注文しました。
久しぶりの味噌ラーメン期待です!
中国代表ラーメン
「妯娌老鸭粉丝(天钥桥路店)」さんです。何て発音するかは分かりません。
僕は「老鸭粉丝汤」を注文しました。
この店は、徐家汇と言って上海の中でもかなり中心に店を構えています。
お土産屋が複数入るビルの1Fにあります。中は広くありませんが、有名店と考えて問題なさそうです。
さっそく勝負開始!
上が鬼味噌ラーメン、下が老鸭粉丝汤です。画質の違いは撮影した携帯によるものです。鬼味噌ラーメンはiPhone6、老鸭粉丝汤は古い携帯(Galaxy S4)です。
調理方法をおさらい
鬼味噌ラーメン
厨房直接を見たわけではありませんが、おそらく以下のようにラーメンを作っているのでしょう。
- 麺をゆでる
- お椀にスープのベースタレを入れる(麺ゆでと同時進行)
- ベースタレの入ったお椀にスープを注ぐ
- お椀に麺を入れる(店によってはここで麺をトングのような器具でほぐす)
- 具を上に乗せる(箸で一つ一つ手作業)
老鸭粉丝汤
こちらは店頭入口で調理しています。
- 麺をゆでる(ゆでるというかお湯でほぐす程度)
- スープ1をお椀に注ぐ
- スープ1の入ったお椀に麺を入れる
- スープ2を注ぐ
- 具を乗せる(手でわし掴みして振りかけるイメージ)
結構適当だよw僕でも作れるわーwちなみに僕は料理が趣味です。
スープ対決
鬼味噌ラーメンはこってり味噌味です。味がめちゃ濃いです。作業の手際が悪いのか、スープが多少ぬるくなっています。これは大きなマイナスです。
老鸭粉丝汤はスープがめちゃ熱いです。そして大量に注がれています。麺が見えません。スープの量が多いか少ないかは味とは関係ありませんが(というか、どちらにしても全部飲まない)熱い方が良いです。薄口なので楽に飲めます。
麺対決
鬼味噌ラーメンは普通のちじれ麺です。麺が十分にほぐれていませんでした。麺自体は美味しかったのに残念です。
老鸭粉丝汤は春雨またはビーフンのような麺です、さらっと入りますが、個人的には普通のちじれ麺の方が好みです。
具対決
鬼味噌ラーメンはメンマ、チャーシュー、ネギ、です。大根おろしが載っているのが目新しかったです。
老鸭粉丝汤は、鶏肉2種類と、四角形の謎物体と、揚げと、パクチーです。具の量がとても多いです。麺より多いと感じました。
四角形の謎物体については、最初口にするのに勇気がいりました。食感は寒天で、味はありません。色が付いているのは豚の血液のようなものらしいです。ちぇんばおと言います。
価格対決
鬼味噌ラーメンは850円、老鸭粉丝汤は17元(約300円)です。生活コストの重みが異なるので同じ物差しでは測れませんが、老鸭粉丝汤に関しては同じお金を払ってもう一度食べたいと思えました。
サービス対決
鬼味噌ラーメンは物産展のイートインです。客の数に対してスタッフが多いと思いました。一方の老鸭粉丝汤は、
- 調理はおっちゃん2人が雑談しながら行っている
- 料理の配膳はセルフサービス
- 受付の若い男性は携帯でゲームしている
こんな感じです。
食後対決
老鸭粉丝汤は普通です。鬼武者ラーメンはおしっこがま黄色になります。これでは、いかにも体に悪いものを食べてしまった気になってしまいます。日本のラーメンは、多くの場合そうですが。
勝敗を決めます
老鸭粉丝汤はシンプルな作りでスープが熱いです。鬼武者ラーメンはスープがぬるいのが致命的です。また、とても塩辛いので、味わって飲むことができません。
僕はさっぱりが好みなので、当初より老鸭粉丝汤に分がありました。鬼武者ラーメンには作りが複雑な故の弱点がありました。
ラーメン対決まとめ
ここまで書いておいて、前提を変えるようで申し訳ありませんが、日本のラーメンと中国のラーメンは全く別の食べ物と考えてもいいかもしれません。つまり、それらを比べる事自体がおかしいかもしれません。
双方似たようなラーメンがあれば第2回対決を実施したいと思います。次は真面目にやるよ!おススメのラーメンがあればぜひ教えてくださいな。
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グルメマニア(自称)OSINA故郷フードを紹介。知られざるエピソードを交えてどうぞ