皆さんはB級グルメの瀬戸焼きそばをご存知ですか。その名の通り愛知県瀬戸市発祥の焼きそばのことです。僕の出生は同じく愛知県瀬戸市です。なので小さい頃からずっと瀬戸焼きそばを食べてきました。
今回、ブログの趣旨からは外れますが、そんなエピソードを書きたいと思います。
愛知県瀬戸市ってどこ?
地図で表すとこの位置です。
瀬戸市の中心部を拡大したものです。このあたりはグルメTOWNです。今では数えるほどしかお店は残っていませんが、当時はたくさん飲食店がありました。
グルメ下町
焼きそば福助
この辺りで存在感を出していたのが福助という焼きそば屋でした。「あれ?地図を見ると焼きそば 大福屋とあるけど」と思う人がほとんどだと思います。実は、大福屋の隣にもう1件焼きそば屋がありました。それが福助です。
店主は数年前に亡くなっていて今はもうやっていません。店主が存命の時は、まだ瀬戸焼きそばという言葉はありませんでした。
当時は何も考えず焼きそばを食べていましたが、今思えば謎の容器から取り出した豚肉が味の基本でした。瀬戸焼きそばの解説を見ると醤油ベースのタレと無理やり当てはめられていますが、多くの人が再現しようとして、決め手に欠けているのが現状です。中には全然違う味になっているのに瀬戸焼きそばを名乗るお店もあります。
焼きそば大福屋
このお店は今でもやっています。いつから始まっているかは知りませんが、僕の物心ついたときには両方あったと思います。余計なお世話かもしれませんが、当時から福助と比較されながら今もお店が続いているのはすごいと思います。
昔は福助とは異なる味でしたが、今はだいぶ福助に近づいたとのことです。
うなぎの田代
ここは有名なうなぎ屋ではないでしょうか。昔はこのうなぎを食べるのが憧れでした。初めて食べたのは、中学校卒業後の春休みです。僕のうなぎNo1は、思い出補正もあるためここになってしまいますw
どこにでも設置されているおでん
黒い醤油味で、竹串に刺されています。
この辺りの飲食店には必ずおでんが設置されていました。飲食店だけではなく、駄菓子屋や銭湯など、ほとんどのお店におでんがありました。飲食店で無いところにまでおでんが置いてある理由は、今でも分かりません。お店も今ではほとんどやっていないため、調査することもできません。
ちなみに、大福屋には今でも置いてあります!
かどみつ
普通のうどん屋です。このお店にもおでんが置いてあります。上に掲載した写真はこのお店のものです。
そんなわけで、昔どこにでもあったおでんが食べられるのは、(僕が知っている限り)今では大福屋とかどみつだけになってしまいました。とても美味しい!というものでもありませんが、1年に1回くらいは食べたくなります。
まとめ
先日この辺りを訪れる機会があったので、懐かしくなり記事を書いてしまいました。上海の郊外も昔の瀬戸市に似ている感じがあります。
古き良きではありませんが、都会の喧騒とは離れた街並みは、僕が滞在している間はそのままにしてほしいと思いました。