以前中国でモバイクというサービスがあることをお伝えしました。
モバイクは自転車シェアサービスです。中国ではモバイクとは色違いでいくつかの自転車シェアサービスがあります。それぞれを紹介します。
中国の自転車シェア概要
これだけの自転車シェアサービスがあります。
- オレンジ・・・摩拜单车
- 緑・・・享骑就骑
- 黄色・・・一元单车
- 青・・・小鳴单车
上記はよく見かける順番で上げています。
自転車シェアそれぞれの紹介
摩拜单车(モバイク)
以前取り上げたモバイクになります。これは街中でよく見かけます。シェア的には半数を超えているのではないでしょうか。多い所では50台くらい集まっています。すごいのは、これだけあっても通勤の時間帯では数が足らなくなるらしいです。
しかし、通勤時間外では。。。
享骑就骑
イメージカラーは緑です。モバイクの次によく見かけます。これは電気駆動のついた自転車です。
一元单车(OFO)
イメージカラーは黄色です。一元单车は外国の企業が中国でサービスを提供しているものです。数が少ないので使いたいときに使えない弱点があります。(2017/07追記:最近かなりの勢いで数が増えています!)また、アプリのGPS制度が悪いです。近くに自転車はあるはずなのに、見つけてくれませんw
小鳴单车
数は多くありません。シェアから言って後追いで誰かが始めたサービスに見えます。小鳴单车はアプリのGPS制度が高いです。僕が適当に位置測定しても、周囲の自転車を見つけることができました。
使ってみた感想
使い方フロー
- アプリをダウンロードする
- 補償金を納める
- 実名登録をする
- 乗りたい自転車の番号を入力する
- 自転車鍵の解除キーが送られてくる
- 鍵を解除して自転車に乗る
- 乗り終わったチェックアウトする
僕が試したのは一元单车ですが、他のサービスについても同様だと思います。3.実名登録が面倒です。認証方式にパスポートがないため、外国の人は利用できません。誰か知人の名前を借りればOKです。
ちなみに2と3の順序が詐欺ってます。補償金を納めた後に実名登録する。。つまり、補償金を納めた後に外国人が利用できないことが分かりますwおい!金返せ!状態です。
実際にモバイクに乗ってみた
知人からモバイクを借りて乗ってみました。以下のことが分かりました。
ブレーキがほとんど効かないwww
これはめちゃ怖いです。相当前から停車体制を取らないと信号で止まれません。急停止は出来ませんw
中国の道路は予想以上にでこぼこ
自転車はタイヤが細いのでダイレクトに道路の状態が伝わってきます。日本のように道路が舗装されていません。アスファルトの上にも小石が多く、危なくてスピードが出せません。
自転車シェアまとめ
中国はパクリ大国というイメージがあります。後発の人達がどのようなビジョンでサービスを始めたかは気になるところです。実際に全てのサービスを利用していないのでそれぞれの違いは分かりませんが、分かったらまた記事を書きたいと思います。
話は変わりますが、今回の投稿のためにいくつか写真を用意していました。中国のネットがオンボロすぎて使えない&iPhoneが使えないために、簡素に投稿しました。ムカツクぜ!iPhone!!
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日本でも始まったモバイク!しかし日本ならではの事情が。。